認定講師 東前美枝

医療法人あかり会歯科 東前美枝
「何を入れますか?」ではなく、
「これから、どんなお口で過ごしたいですか?」
私は、現在、医療法人あかり会歯科で専任TCとして勤務し、日々患者さんのカウンセリングに携わっています。
私もまた、最初からカウンセリングの専門家だったわけではありません。歯科医院の現場で患者さんと接しながら質問型歯科カウンセリング®を学び、一人ひとりの患者さんとの対話を重ねることで、TCとしての経験を積み上げてきました。
その実践経験をまとめたのが、著書『年商1億円歯科医院をつくる 質問型歯科カウンセリング 質問型補綴カウンセリング編』です。
補綴カウンセリングというと、セラミックや金属などの材料の違い、耐久性、見た目、費用などを患者さんに説明し、「どれにしますか?」と選んでいただくものだと思われがちです。
しかし、質問型歯科カウンセリング®の考え方は違います。大切なのは、最初から補綴物を説明することではありません。
「患者さんは、この歯をこれからどうしたいのか」
「何を大切にして治療を選びたいのか」
「治療後、どんな状態になっていたいのか」
その方の希望や価値観を、質問によって一緒に整理していくことから始めます。
患者さんによって大切にしているものは違います。見た目を重視する方もいれば、できるだけ長く使いたい方、再治療のリスクを減らしたい方、噛み心地を大切にする方もいます。
TCの役割は、「高いもの」「良いもの」を勧めることではありません。
患者さん自身が何を大切にしたいのかに気づき、その価値観に合った治療を納得して選択できるよう支援すること。
東前は、この補綴カウンセリングをはじめ、質問型歯科カウンセリング®を歯科医院の現場で実践してきたTCの一人です。名古屋肇の著書『年商1億円歯科医にしか教えられない 歯科医院 経営の極意』でも、東前美枝の実践事例が紹介されています。同書では質問型初診・セカンド・補綴・アフターカウンセリングが体系化されています。
現在は、自ら患者さんと向き合う現役の専任TCであると同時に、マスターTC育成講座の認定講師として、これからTCを目指す受講者の育成にも携わっています。
「患者さんに自費を勧めているようで抵抗がある」
「補綴物の説明ばかりになってしまう」
「価格を伝えると『保険でいいです』と言われてしまう」
そんな受講者に対して、単なるトークテクニックではなく、患者さんの本当の希望をどう引き出し、どのように治療選択を支援するのかを、現場で培った経験をもとに伝えています。
説明するTCから、患者さんの価値観を引き出せるTCへ。
東前美枝は、質問型補綴カウンセリングの実践者として、そして次のTCを育てる認定講師として、受講者の成長を支えています。
著書 東前美枝
『年商1億円歯科医院をつくる質問型歯科カウンセリング 質問型補綴カウンセリング編』
MTC協会出版












